ママがす日記

育児のことあれこれ

おすすめ幼児食本

子育ての何がしんどいか、いろいろあるけどわたしはやはり寝不足と日々のごはん作りがツートップであります。寝不足については、ようやく最近2時とか3時とかの非常識な時間帯に起きることはなくなってだいぶ助かってますがそれでもまだ22〜23時台と明け方頃に起きるって感じ。。夜泣きではなく寝ぐずり程度なのですぐ寝てくれるけど、やっぱ自分の都合(トイレとか)とは関係なく毎日起こされるってのはしんどい。

ごはんについては作るのも面倒だけど、わたしは献立考えるのがめちゃくちゃ苦痛で、1歳過ぎる頃にはとうとう何作っていいかも分からんくなって毎回半泣き。1歳ぐらいになれば大人の取り分けできるようになるから楽とか言うけど、そもそも大人のごはん1日3回も作らんし(朝は食べないこと多いし、夜は夫がだいたい外で食べてくるのでそんな日は惣菜とか宅配で適当に済ませる)、イマイチうまくできない。

それでもなんとかひねり出してそれっぽいものを作って、幸い息子は味オンチなのかな?って思うくらいなんでも食べてくれたので非常にありがたかったのですが、どうも1歳半を過ぎた頃から「これ美味しくない」といった顔をして残すことが増え(それだけならまだしも、もっとマシなのよこせ!!とお怒りになる)、あー気付いちゃった?確かに美味しくないよねお母さんもそう思うわ、という状況になってしまい、これはいよいよまずいと思ってAmazonで発掘してきたのがこのレシピ本です。

好き嫌いをなくす幼児食―心に栄養、頭に栄養

好き嫌いをなくす幼児食―心に栄養、頭に栄養

東京家政大学に併設されているナースリールーム(乳幼児保育研究施設)で献立作成・調理をおこなってきた方の本なんですが、あのナースリールームなら間違いない、と思って即「1-Clickで今すぐ買う」してしまった。東京家政大学ナースリールームというのは、0〜3歳を対象とした保育施設であると同時に、子どもの最善の利益や保育の質、保育者の専門性についての研究をおこなっている日本で唯一の施設です。子どもの立場に立った家庭的な保育環境で、主任はEテレでもよくお見かけする井桁容子先生。乳幼児保育への関心がまあまあ高い自分にとって、いつか子育てがひと段落したらここの短大に潜り込み(もちろん正規の手続きを踏んで)、ナースリールームで実習生をやってみたいと密かに思っているくらい憧れの保育現場であります。

とりあえず何が良かったかっていうと、

  • なんといっても美味しい。おかげで息子は毎回完食。
  • 豆とかキノコ類、乾物のレシピがたくさんあって、意識してないとなかなか食べない食材も自然に取り入れられる。
    • 中でもきくらげ推しなのか、よく登場する。。
  • こうすると食べやすくなりますよ、といったコツがたくさん
    • 切り方や調理方法、味付けまで非常に勉強になる
    • 「幼児は海苔が大好き」という一文にはなんだか笑えた。確かに好き。
  • 献立の組み合わせ例が載っている
  • 子どもに対して変に媚びてないまっとうなレシピ
    • 何か飾って可愛くしたり動物の形にしたりなんかは一切なし。そういうのあんまり好きじゃないんでね。。

イマイチな点としては、わりと手間がかかるレシピが多め。大きさも分量も細かい。まあ保育所のごはんだし、食べてくれない子にいろいろ試行錯誤してみた結果のレシピ本なのでそりゃそうなんだけど。。でも献立で悩む時間は圧倒的に減って何より栄養バランスが格段に良くなったので、作るよりも献立に頭抱えてるお母さんたちには非常にオススメしたい本。別に手間かかった愛情ごはんが一番とか思ってないしできる限り手抜きして楽したい派だけど、ちゃんと美味しくて品数もないと怒り出すという幼児も存在するので。。もうこの本に載ってるやつ以外に何作ればいいか全然分かんないので毎日お世話になりまくってる。


食べない子が食べてくれる幼児食―子どもの気持ちがよくわかる

食べない子が食べてくれる幼児食―子どもの気持ちがよくわかる

そしてレパートリーをもっと増やしたくて、同じ著者のものを追加で購入。こちらは具材の原寸大の写真が載っているので参考になる。これがまた思ってたんより結構小さいんですわ。普通に食べてくれてるならそんな小さくしなくてもいいんだろうけどさ、それにしても今まで大きすぎたかな?って少し反省した。


ちなみに同じシリーズの離乳食版。離乳食期はとっくに終わってしまったので買ってないけど、もし第2子とかあればお世話になりたいと思ってるのでよろしくお願いいたします。。

食べるのが好きになる離乳食―ママのごはんっておいしいね!

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